介護の担い手確保へ 船橋市21年度当初予算案 人材バンクや外国人支援

2021年2月11日 07時45分
 船橋市は十日、二〇二一年度当初予算案を発表した。介護の担い手が不足しているため、介護人材バンク事業や外国人の受け入れ支援事業をスタートさせる。厳しい財政事情で行財政改革に取り組んでおり、松戸徹市長は「可能な限り業務の効率化とともに、既存事業の見直しに取り組む」と述べた。
 人材バンク事業では、市医師会に委託し、在宅療養の希望者にサービスを行っている市在宅医療支援拠点ふなぽーと(市保健福祉センター内)が実施する予定。介護職種の資格がある人らの登録とともに、市内事業者への紹介などを行う。事業費は約六百八十万円。
 外国人の担い手を増やすため、二年前に創設された在留資格「特定技能」の一号を取得した人や、技能実習生を雇用する市内の事業者に研修費などを助成する。事業費五百万円を盛った。
 さらに介護人材の確保策として、事業者が市内に宿舎を借り上げ、従事者の住む場所を提供した場合に費用の一部(月額二万五千円が限度)を助成していたが、新年度から対象者の要件を無資格者にも拡大する。
 船橋市は社会保障費や公債費の増加で一九年に行財政改革推進プランを策定し、一九、二〇年度を集中取組期間としてきた。新たにコロナ禍での対策費や税収減もあり、新年度の市税収入は、前年度から四十二億八千百万円のマイナスを見込んでいる。 (保母哲)

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