性暴力撲滅求めるフラワーデモに男性が続々参加 「男性主体の社会変えないと」森氏発言を反面教師に

2021年2月12日 06時00分
フラワーデモに初めて参加した渡辺好造さんと高校生ら

フラワーデモに初めて参加した渡辺好造さんと高校生ら

 性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」が11日、全国各地で開かれ、森会長の発言にも批判が相次いだ。
 さいたま市のJR浦和駅前のデモは、新型コロナウイルス対策であまり人を集めないようにしているにもかかわらず、発言に憤った20数人が参加。男性の姿も多く見られた。
 埼玉県坂戸市の渡辺好造さん(65)は「女性が声を上げているのに、男性も行かなきゃ申し訳ないと思って」と初めて参加した。「沈黙するのはやめよう」と書いたプラカードを持参し、「男性主体の社会を変えないと。森さんの辞任は解決への始まりであって終わりではない」と話した。
 高校生も参加。東京都豊島区の本郷高校1年の男子生徒(15)は「令和の時代にまだああいう発言をする人がいるのか」と驚き、デモに並んだ。同校2年の男子生徒(17)は「自分が森さんのような発言をするとは考えないが、就職などでも女性差別はある。知らないうちに自分も男性として“特権”を持たされていることに自覚的でありたい」と語った。
 呼びかけ人の野田静枝さん(73)は「辞めるのは当然だが、組織委が解任するべきだった」と批判。「これを機にあらゆる組織は女性比率を高めるなど見直すべきだ」と話した。(柏崎智子)

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