コロナワクチン40万回分が日本到着 厚労省 14日にも正式承認

2021年2月12日 12時10分

新型コロナウイルス感染症ワクチンを載せ、ベルギーのブリュッセルから成田空港に到着した航空機

 新型コロナウイルス感染症ワクチンの第1便を載せた航空機が、ベルギーのブリュッセルから成田空港へ12日に到着したことが関係者への取材で分かった。米製薬大手ファイザー製で、厚生労働省は同日午後の専門部会で特例承認するかどうかを審議。田村憲久厚労相は同日午前、専門部会で特例承認が差し支えないとの結論が出れば「即座に承認し、その上ですぐに接種を始めていく」と述べ、迅速に対応する考えを強調した。14日にも正式承認する。政府関係者によると、今回到着したワクチンは約40万回分に上るという。
 審査業務を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)が既に、提出されたデータの分析などから、特例承認して差し支えないとの審査報告書をまとめている。専門部会は、報告書の妥当性などを中心に審議する。

米ファイザー製の新型コロナワクチン=ゲッティ・共同

 承認されれば、同意を得た医師らへの先行接種を17日に始める方向で政府は調整している。
 ワクチンは、ファイザーがドイツ企業「ビオンテック」と共同開発したRNAワクチン。第2便以降の到着見通しは立っていない。欧州連合(EU)がワクチンの輸出管理を強化しているためで、接種スケジュールに影響する可能性がある。(共同)

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