橋本聖子氏が五輪組織委の会長候補に浮上 川淵三郎氏は一転受諾せず
2021年2月12日 15時23分
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は12日、理事会と評議員会の合同懇談会に出席し、女性蔑視発言の責任を取り、辞任を表明した。懇談会終了後、記者会見をする。関係者によると、森会長の後継候補として橋本聖子五輪相が浮上。後任に日本サッカー協会元会長で選手村村長の川淵三郎氏(84)を推すことも報告する方向だったが、川淵氏が一転、受諾しない考えであることも分かった。
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組織委はより透明性の高い手続きを取る必要があるとして、後任会長を選ぶ選考委員会を設置する方針。懇談会では、森氏が自ら辞任を決めた理由や経緯を説明するとみられる。ジェンダー平等についての取り組みも協議される可能性がある。
組織委は近く国際オリンピック委員会(IOC)との合同会議を控え、3月には国内聖火リレーがスタートする予定。7月23日の五輪開幕まで半年を切り、体制の立て直しが急務となる。
(共同)
(共同)
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