菅首相が姿勢を一転、「私は組織委の最高顧問」 森氏に「信頼される決め方が大事」と伝える

2021年2月13日 06時00分
2020年3月、IOCのバッハ会長と五輪開催の延期について電話会談する安倍首相(画面中央)、大会組織委の森会長(右から2人目)ら。右端は菅官房長官=首相公邸(内閣広報室提供)

2020年3月、IOCのバッハ会長と五輪開催の延期について電話会談する安倍首相(画面中央)、大会組織委の森会長(右から2人目)ら。右端は菅官房長官=首相公邸(内閣広報室提供)

 菅義偉首相は12日、辞任表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任について「ルールに基づき、透明性の中で決めてほしい」と語った。「国民から信頼され、歓迎される決め方が大事だ」と森氏に伝えたことも明らかにした。官邸で記者団に語った。
 首相はこれまで、森氏の女性蔑視発言を受け、会長人事は組織委で決めることとしてきた。森氏の辞任表明で「私は組織委の最高顧問。決め方は申し上げるべきだと思っている」と姿勢を一転させた。
 組織委の定款では、首相が最高顧問を務める顧問会議は、組織委の運営に「助言できる」と定められている。(上野実輝彦)

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