<新型コロナ>両国国技館でワクチン接種 相撲協会が提案…墨田区民や親方、力士ら対象

2021年2月14日 07時16分

ワクチン接種が行われる予定の両国国技館=1月、墨田区で

 墨田区は、日本相撲協会からの提案を受けて区内の両国国技館(横網一)で、区民と親方、力士らの新型コロナウイルスのワクチン接種を予定している。日にち限定の「イベント型接種」として四月下旬に、定年延長で同協会に勤務している六十五歳以上の親方や高齢者の区民、大相撲五月場所後の同月下旬には力士と基礎疾患のある区民に接種する計画という。
 国技館で開かれた大相撲一月場所では、多数の力士が感染していたり、濃厚接触者となったりする可能性があったため休場する影響が出た。
 区によると、今月上旬に国技館を所有する同協会から国技館でのワクチン接種について区に相談があった。親方や力士と一緒に、希望する区民の接種実施に向けて、区と協会で調整を進めているという。
 区では四月以降、六十五歳以上の高齢者から基礎疾患のある区民、一般の順でワクチン接種を予定。集団接種は、すみだリバーサイドホールギャラリーなど区内四カ所、個別接種は七カ所の医療機関で実施する。
 国技館は五月九〜二十三日に五月場所を予定しており、六月以降は東京五輪ボクシング競技会場としての準備に入る。こうした期間を除いた日程で一日から数日の間でイベント型接種として実施。今後、区の広報誌などで区民の希望者を募る。
 区の担当者は「国技館は十分な広さがあり、(接種後に)休む場所もあるので接種会場として良い場所。医師会の協力を得て開催したい」と話している。 (長竹祐子)

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