渋沢栄一アンドロイド2体目 80歳ごろの和装でくつろぐ姿を再現 深谷の旧邸で公開

2021年2月14日 07時46分

公開された和装の渋沢栄一のアンドロイド(右)と、笑顔の小島進市長=深谷市の旧渋沢邸「中の家」で

 二〇二四年からの新一万円札の肖像に決まっている深谷市出身の実業家・渋沢栄一(一八四〇〜一九三一年)の生前の姿を再現したアンドロイドが十三日、同市血洗島(ちあらいじま)の旧渋沢邸「中の家(なかんち)」で公開された。昨年七月から「渋沢栄一記念館」(同市下手計(しもてばか))で「道徳経済合一説」を講演しているアンドロイドに続いて二体目。 (渡部穣)
 今回のアンドロイドは八十歳ごろの和装姿。「中の家」の上座敷に正座し、笑顔で来客を迎える。記念館のものが七十歳ごろのよそ行きの洋装であるのに対し、地元に帰省してくつろぐ姿を再現したという。
 「中の家」が耐震補強工事中のため、当初は工事終了後の二〇二二年春ごろの公開予定だった。しかし、渋沢が主人公のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の放送が十四日から始まるため、訪問客の増加を見込み工事を一時中断。前倒しで披露されることになった。公開は今年末までの予定。まだ言葉を話すことはないが、小島進市長は「とても良い出来」と目を細めた。
 アンドロイド二体は同市出身の鳥羽博道・ドトールコーヒー名誉会長の発案と一億円の寄付で実現した。 

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