<コロナと生きる@いばらき>偕楽園 早咲きの梅、春を呼ぶ 水戸で最高気温15.9度

2021年2月14日 07時59分

早咲きの梅がほころぶ梅林=水戸市の偕楽園で

 新型コロナウイルス禍の影響で初めて開幕が延期された「水戸の梅まつり」。初日の予定だった十三日、県内は高気圧の影響で春の陽気に包まれ、まつり会場の偕楽園(水戸市)では、来園者が早咲きの白梅や紅梅の甘い香りを楽しんだ。
 当初のまつり期間の十三日〜三月二十一日は「観梅期間」として県民からも入園料を徴収する。園内の約三千本の梅の開花率は約二割で平年並み。二月下旬から三月上旬にかけて見ごろを迎える。
 水戸地方気象台によると、十三日の最高気温は、水戸市で平年よりも六度以上高い一五・九度。園内では上着を脱ぐ人も目立った。
 まつり初日恒例の「水戸の梅大使」の出迎えはもちろんなし。毎年初日に訪れる桜川市のアルバイト杉匡浩さん(76)は「楽しみが一つなくなっちゃった」と残念そうに話した。
 家族連れや友人同士など数人のグループが多く、まつり期間中は混雑する東門も閑散としていた。すぐそばで軽食や土産を販売する「水戸黄門茶屋」の男性店主は「びっくりするほど静か。梅が咲いている時期がかき入れ時なのに…」と肩を落としていた。
 一方、偕楽園前に広がる公園の梅もほころび始めた。園内を流れる桜川ではカワセミの姿も見られ、餌を捕るために水中目がけて飛び立つと、アマチュアカメラマンたちが一斉にシャッターを切っていた。 (保坂千裕、松村真一郎)

木で羽を休めるカワセミ=水戸市の偕楽園公園で


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