新型コロナのワクチン接種は努力義務 拒否しても罰則なく「任意」<Q&A>

2021年2月15日 20時45分
 政府が新型コロナウイルス対策の「決め手」と位置付けるワクチン接種は、副反応への不安などから望まない人もいます。国民はワクチン接種にどう臨めばいいのでしょうか。
 Q 接種は必ず受けなければいけませんか。
 A 昨年12月に施行された改正予防接種法では、接種は国民の「努力義務」とされました。実質は「任意」で、接種しなくても罰則はありません。接種は無料で受けられます。

◆打つかどうかは「国民の意思に委ねられる」

 Q 接種は「義務」ではないのですね。
 A 法改正時の国会の付帯決議では、接種はあくまで「国民の意思に委ねられる」ことを周知するよう政府に求めました。政府も「国民は打つ、打たないを選択できる」(河野太郎行政改革担当相)としています。
 Q 接種しないと職場などで不利な扱いを受けないか不安です。
 A 国会の付帯決議では、接種していない人への差別、職場や学校での不利益な取り扱いは許されないことも周知徹底するよう政府に求めています。

◆接種歴を求められるようになる懸念も

 Q 接種済みの証明が必要な場面は。
 A 政府は将来的に海外渡航時に必要になることを視野に入れ、検討を進めています。国内では「想定しづらい」(河野氏)としていますが、野党は「証明がないと飲食店やイベント会場に入れないことはないか」「頻繁に接種歴を求められる社会になるのでは」などと懸念を示しています。(井上峻輔)

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