いつでも「青春」! 村井美樹さん

2021年2月16日 06時27分
 雨や曇りの日が続いていた4年前の夏。鬱々(うつうつ)した気分を吹き飛ばしたくて、「青春18きっぷ」の旅に出ることにしました。天気予報では西の方は晴れ。よし、東京駅から東海道線に乗って青空を探しに行ってみよう。
 ランチは熱海駅で。地元の方に教えてもらった和食処(どころ)で魚介たっぷりの海鮮丼を頬張りました。再び西へ進むと、富士駅を過ぎる頃には車窓に晴れ間が。新蒲原駅で降り、海岸に向かうと、砂浜と海、そして待望の真っ青な空! 大好きなこけしと空をバックにパチリ=写真。ああ、身も心も澄み渡るなぁ。続いて由比駅へ。宿場町の面影が残る町並みを散策し、広重美術館で浮世絵を見たり、趣ある茶室で静岡茶をいただいたりしました。
 いつもはもっと綿密に計画を立てるのに、この時はただ青空を求め、行き当たりばったり。でも、思わぬすてきな出会いがたくさんあり、この4年間の中でも特に心に残る旅になりました。
 コロナ禍で、鉄道好きにとってはつらい日々が続いています。でも、鉄道はいつも私たちのそばにいます。今年も青春18きっぷは発売されることに。私の連載は今回で最後ですが、また皆さんと鉄道旅の空の下でお会いできますように。4年間ありがとうございました。

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