<新型コロナ>17日からワクチン接種開始、医療従事者4万人 河野大臣が表明

2021年2月16日 20時34分
新型コロナウイルスのワクチン国内初接種を前に、搬入されたワクチンの箱を確認する病院関係者(左)=16日午後6時19分、東京都内(代表撮影)

新型コロナウイルスのワクチン国内初接種を前に、搬入されたワクチンの箱を確認する病院関係者(左)=16日午後6時19分、東京都内(代表撮影)

 国内初となる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が17日に始まる。米製薬大手ファイザー製で、1例目が予定される東京都内の病院に16日午後、搬入された。今回は医療従事者に対する先行接種の位置付け。河野太郎行政改革担当相は同日の記者会見で、同意を得た全国の医療従事者4万人が先行接種対象と説明した。
 このうち2万人に日々の健康状態を記録してもらう安全性調査を実施する。対象者がいる100の医療機関全てで来週中に接種が始まる見通し。河野氏は、ワクチンの利点とリスクについて国民の理解を進める考えを示し「多くの人の接種を期待する」と述べた。
 ワクチン接種は16歳以上が対象で来年2月までを予定する。英国や米国より2カ月遅れの開始となるほか、副反応への対応や、ファイザー含む海外3社と契約した量を速やかに確保できるかどうかといった課題がある。ファイザー製ワクチンの第2便は来週、日本に到着する見込み。
 先行接種の後、今年3月中旬以降は、新型コロナ診療に関わる医師らに接種を始める。その後、4月以降に65歳以上の高齢者、さらに基礎疾患がある人などが続く。
 接種開始が欧米より遅い理由について、田村憲久厚生労働相は今月15日の衆院予算委員会で「ファイザーの治験はアジア人が数%で、国内の治験を行う時間が必要だった」と説明した。
 国内治験では、ワクチンを接種したグループにウイルスに対する抗体が確認された。一方、注射部位の痛みやだるさなどの副反応も多く報告された。(共同)

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