<新型コロナ>瑞穂町がワクチン集団接種訓練 受付行列、改善急ぐ

2021年2月17日 07時19分

シミュレーションを行う町職員ら=瑞穂町民会館で

 六十五歳以上を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が四月に始まるのを前に瑞穂町は十六日、役場前の町民会館で、集団接種を想定した訓練を行った。町職員や町議、見学に訪れた近隣の自治体職員ら約八十人が手順や所要時間などを確認した。町民が滞留する場面もあり、町は早期の接種開始に向けて改善を急ぐ。 (布施谷航)
 二階の正面玄関から入ったホールを接種会場とする設定。町民役の職員が予診票を記入し、受付に提出した。この後、医師の予審を受けてから一人ずつワクチンを接種し、一階会議室の経過観察スペースに誘導された。
 町民一人の接種が終わるまで十五分弱だったが、スタッフが少なかった受付では町民が行列を作った。また、訓練の様子を見学した医師は「お年寄りにとっては一階まで下りる階段が急で危ないのではないか」と指摘した。
 町健康課によると、六十五歳以上の町民は約九千五百人。三月中旬ごろからパソコンやスマートフォン、コールセンターを通じて予約を受け付けるという。町は集団接種と個別接種の併用を想定しており、現在のところ、集団接種は今回の訓練会場となった町民会館で行う予定だ。同課ワクチン接種事業担当の水村探太郎主幹は「より効率的に接種するため、人員の配置を見直す。一日でも早く希望者に接種できるように準備したい」と話した。
 政府は十四日に米製薬大手ファイザー製のワクチンを承認し、十七日に医療従事者への接種を始める。高齢者に続き、基礎疾患のある人や高齢者施設などの職員が優先対象となる。

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