銚子市21年度予算案 一般会計、前年度比21%減 217億円

2021年2月17日 07時34分
 銚子市は十六日、二〇二一年度当初予算案を発表した。一般会計は二百十七億五千二百万円(前年度当初比21・3%減)で、規模は〇九年度以来の低水準。四月に市長選を控えた骨格予算ながら、財政難に新型コロナウイルスの影響が重なり、すでに四億二千万円の収支不足が生じる厳しい内容となった。 (小沢伸介)
 歳入では、市税が七十四億二千七百万円(同8・1%減)。個人市民税と法人市民税が新型コロナの影響から計四億七千万円減と、〇九年度のリーマン・ショック後の落ち込みと同程度を見込んだ。借金に当たる市債は十九億四千九百万円(同32・6%減)で、貯金に相当する財政調整基金は取り崩さず、二一年度末で三億七千九百万円を見込む。
 下水道事業会計への基準外の出資金二億五千万円は、通常の一般会計でなく水道事業会計からの長期貸し付けでしのぐほか、介護保険事業特別会計への繰り出し金一億六千八百万円を補正予算に回すことで収支不足を補った。
 歳出は、人件費や扶助費、公債費といった経常的経費が主体。二三年度までの緊急財政対策は計画通りに進んでいないものが一部ある。
 市企画財政課の担当者は「今回の規模で本来の歳出構造になってきた。政策判断が必要な建設事業などの肉付けは非常に厳しい」との見方を示す。

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