AIで認知症、健康状態をチェック 八千代市が4月から専用アプリ導入

2021年2月17日 07時33分

八千代市シルバー人材センターに導入される「ONSEIプラス」=日本テクトシステムズのホームページから

 八千代市は16日、人工知能(AI)を活用することで認知症高齢者の早期発見や健康管理につなげようと、専用アプリを4月から市シルバー人材センターに導入すると発表した。声で認知機能の衰えなどをチェックできるアプリで、市は高齢者の健康寿命の延伸につなげたい考えだ。
 アプリは、日本テクトシステムズ(東京都港区)が開発した「ONSEIプラス」。スマートフォンやタブレット端末から、人工音声で「今日は何年、何月、何日ですか。声でお答えください」といった質問が流れ、利用者の回答をAIが分析。声の具合から約20秒で認知症の疑いの有無を判定できるという。
 さらに、体重や血圧、体温などが記録でき、高齢者向けゲームも備えている。シルバー人材センターの会員は無料で利用でき、団体などでの導入は全国で初めてとしている。
 高齢化の進展に加え、新型コロナウイルスに伴う自粛で体を動かす機会が減っており、認知機能の低下が心配されているため、導入することにした。センターの窓口でも活用できるようにする。
 服部友則市長は「シルバー人材センターでの様子を見て、希望する高齢者に広げることも検討したい」と話している。
  (保母哲)

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