東大の赤門閉鎖、耐震性能低い恐れ 安全確保まで立ち入り制限

2021年2月18日 06時00分
耐震性が低いとして閉鎖された東京大学本郷キャンパスの赤門=17日、東京都文京区で(坂本亜由理撮影)

耐震性が低いとして閉鎖された東京大学本郷キャンパスの赤門=17日、東京都文京区で(坂本亜由理撮影)

 東京大本郷キャンパス(東京都文京区)のシンボル的存在で、国の重要文化財の「赤門」が12日から閉鎖になっている。耐震性能が低い恐れが判明したためだ。今後の耐震診断の結果によっては、工事が必要になる可能性がある。
 東大は門の手前に柵を設置し通行を禁止。「赤門閉鎖中」との張り紙で、別の門の使用を促している。
 東大の担当者によると、赤門と両脇にある番所の耐震基礎診断を昨年行ったところ、一部で耐震性能が低いとの結果が出た。今後詳細な耐震専門診断を実施し、耐震工事の必要性を調べるという。
 本郷キャンパスは、加賀藩上屋敷の跡にある。赤門は、1827年に藩主前田斉泰が、11代将軍徳川家斉の娘・溶姫を妻として迎える際に御守殿門として造られた。将軍家から妻を迎える慣例で朱塗りされたという。閉鎖前はキャンパスの出入り口として利用されただけでなく、記念撮影のスポットでもあった。(長竹祐子)

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