<新型コロナ>浦安市、ワクチン集団接種の初訓練 市職員ら100人参加 一連の流れ、課題確認

2021年2月19日 07時25分

浦安市が発行するワクチン接種券・済証の見本(市提供)

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、浦安市は集団接種を行うことを決め、十七日夜には接種会場となる市内の日の出公民館で初の訓練を行った。県内の市町村では、地域事情から「集団接種と個別接種の併用」「近隣自治体と合同」−など、さまざまな方式で実施する予定。浦安市は人口が密集しており、広い床面積の公共施設があることから、集団接種を柱にすることにした。個別接種を行うかどうかは今後検討する。 (保母哲)
 今回の訓練は、市民への接種を控え、集団接種の流れを検証することを目的に行われた。「集団接種会場課題抽出訓練」と銘打ち、市職員をはじめ、医師や看護師、市消防本部、浦安署などから計約百人が参加した。
 接種会場は間仕切りなどで訪れた市民の動線をつくるとともに、接種前の診察である予診用と接種用の個室も設営。参加者は市民役と誘導役などに分かれ、接種券を持参した市民の受け付け、予診、接種、経過観察−といった一連の流れを、二つレーンを設けて確認した。接種後、気分が悪くなった人を別室に移したり、消防隊による救急搬送の訓練もあった。

ワクチンの集団接種訓練で、健康状態などを尋ねる予診をする医師=浦安市で

 一つのレーンで一時間当たり四十五人の接種を目標に掲げていたが、訓練では受け付けなどに時間がかかり、目標に達しなかった。このため市の担当者は「幾つもの課題が分かった」と話し、参加者が気付いた課題は書面で寄せてもらう。
 約一時間の訓練後、内田悦嗣市長は「ワクチン接種は長丁場になる。今日の経験を生かしてほしい」と参加者に呼び掛けた。高齢者向けの接種会場は、日の出公民館をはじめ、中央公民館、富岡公民館、文化会館の四会場を予定している。
  ◇
 八千代市は、集団接種と個別接種の併用でワクチン接種を実施すると十六日発表した。集団接種会場は市民ギャラリーと保健センター。個別接種は市医師会と協議し各医療機関で行う。
 佐倉市は十七日、個別接種を主体に毎日実施の集団接種も併用し、市民が自由に選べる体制を構築すると発表した。富里市は個別接種を基本とし、日曜日の集団接種で補完する方針。成田市は個別と集団を併用し、集団接種会場にイオンモール成田を使用する方向。三市とも二月末〜三月上旬に訓練して本番に備える。

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