福島第二原発で東電社員がIDカード紛失、柏崎刈羽原発では侵入検知設備が損傷

2021年2月19日 12時00分
廃炉作業が進んでいる東京電力福島第二原発=福島県楢葉町、富岡町で、本社ヘリ「あさづる」から撮影

廃炉作業が進んでいる東京電力福島第二原発=福島県楢葉町、富岡町で、本社ヘリ「あさづる」から撮影

 東京電力は19日、福島第二原発(福島県、廃炉作業中)の社員が原発構内に入るためのIDカードを紛失したと発表した。また、柏崎刈羽原発(新潟県)で侵入検知設備が損傷したことも明らかにした。
 東電によると、福島第二原発では、社員が16日にIDカードの紛失を申し出た。カードは、原子炉を運転する中央制御室を除く防護区域に入る時に使われる。ただ、2016年4月に、1年以上の入域実績がないとしてカードは使えないように無効化されている。
 柏崎刈羽原発では1月27日、外部からの侵入を検知する関係設備1カ所を誤って損傷させた。
 東電はいずれも「核セキュリティーにかかわる」として詳細の説明を拒んだ。
 柏崎刈羽原発では昨年9月、男性社員がIDカードを紛失し、同僚のカードを無断で持ち出して中央制御室に不正に入室した問題が起きた。これを受け、東電は今月15日、小早川智明社長を厳重注意とし、不正入室した社員を出勤停止30日の懲戒処分にするなどした。(小野沢健太)

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