誰でも自由に学べるよ 小平市に「ボノボノス」開設 学生と生徒ら交流

2021年2月20日 07時18分

ボノボノスを運営する左から長沢万耶子さん、広太郎さん、坂村さん=小平市で

 小平市の武蔵野美術大学のキャンパスすぐ近くに、誰でも使える学びの場として共用学習スペース「ボノボノス」がオープンした。国立市で子どもの学習支援をする若者が「継続して学べる場をつくりたい」と開設した。来場した大学生が中学生に勉強を教えたり、一緒にカードゲームをしたりといった世代を超えた交流が生まれている。 (竹谷直子)
 ボノボノスの中心メンバーは、介護職の長沢広太郎さん(31)と妻で大学院生の万耶子さん(27)、福祉関係の仕事をする坂村大介さん(26)の三人。仕事や学業を続けながら運営する。人が自由に集まり、分からない部分を補い合える「学びの共同体」にしたい考えだ。
 ボノボノスの名前は霊長類で人間に近いと言われる「ボノボ」から取った。広太郎さんは「ボノボは食べ物を分け与えるなど利他的で、平和を好む。みんな、そういうふうに生きられたらという意味を込めた」と説明。万耶子さんは「地域のつながりをつくりたい」と期待する。坂村さんは「多種多様な人が入れる場所にしたい」と話した。
 築約四十五年の木造二階建てを約一年半かけてリノベーション。友人や地域の人も交じって床張りや壁の塗装から取り組み、二月二日にオープンした。一階がカフェと勉強スペース、二階はギャラリーやイベント会場として使う。
 当面は、火、木、金、土曜日にカフェを営業。営業終了後の午後三時から利用無料の勉強スペースを開放する。営業時間などの詳細は、フェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)で公開。今後、夜はバーを営むことも検討する。
 場所は、小平市小川町一の七四一の九三。問い合わせはメール=bonobonosu@gmail.com=へ。

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