「子供の母語を奪うな」 在日モンゴル族らが母国の中国語教育強化に抗議デモ

2021年2月21日 20時37分

21日午前、中国語教育に抗議する在日モンゴル族たち=東京都港区で

 中国政府が内モンゴル自治区で昨年9月からモンゴル族に実施している中国語教育の強化に反対するデモが21日、東京都港区の中国大使館前であり、在日モンゴル族ら20人余りが抗議の声を上げた。大阪と名古屋の中国総領事館前でも同日、デモがあった。

◆東京の中国大使館前など3都市で

 参加者は「子供の母語を奪うな」「文化的ジェノサイドをやめろ」と書かれたプラカードを掲げ、中国語教育の強化を停止するよう中国政府に要求した。世界南モンゴル会議のチメド・ジャルガル副会長(56)は「中国共産党の民族絶滅政策が進んでいる。われわれは命をかけて母語を守る」と話した。
 中国語教育の導入が明らかになった昨年8月末から、授業ボイコットなどの抗議活動が内モンゴル自治区で起きたが、1万人以上の保護者が拘束されたとされ、現在は封じ込められた状態となっている。

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