「22222として歴史に刻もう」ミャンマーのゼネスト、数百万人規模に クーデター以降最大

2021年2月22日 21時30分

国軍政権に抗議するデモ参加者= 22日、ミャンマー・ヤンゴンの路上で

 【バンコク=岩崎健太朗】国軍によるクーデターに対する抗議活動が続くミャンマーで22日、1日のクーデター以降最大規模のゼネストが行われた。全土で数百万人規模が参加したとみられ、治安部隊による銃撃で若者らの犠牲が相次ぐ中、市民は「どんな暴力もわれわれを止められない」と声を上げた。
 目立った衝突はなかったもようだが、国軍側は前夜に「抗議者は、若者が命を失うことになる対立の道へ駆り立てている」と警告。治安部隊を大量動員し、参加者を拘束した。
 ミャンマーでは軍政への民主化運動が高まった1988年の8月8日に行われたゼネストが「8888運動」と語り継がれている。これにちなんで数日前からこの日に向けて「22222として歴史に刻もう」との呼び掛けがネットなどで広がっていた。
 この日はスーパーや小売店なども臨時休業となり、店員や運転手など幅広い職種がデモに加わった。僧侶や少数民族が行進する姿や、都市部だけでなく地方の集会もネットで共有され、連帯機運を高めた。医師や教員、政府職員らは今月3日ごろから、国軍政権への不服従運動として業務ボイコットを展開している。

関連キーワード

PR情報

国際の新着

記事一覧