ワクチン接種はいつ?高齢者から相談次々 厚労省や自治体がコールセンター開設

2021年2月23日 06時00分
神奈川県厚木市のワクチン接種コールセンターで問い合わせに応じるスタッフ=東京都大田区で

神奈川県厚木市のワクチン接種コールセンターで問い合わせに応じるスタッフ=東京都大田区で

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 新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンの供給が追いつかず、4月からの65歳以上(約3600万人)への接種が遅れる公算が大きくなっている。「いつ接種できるのか」。全国でいち早く、1日に「ワクチン接種コールセンター」を開設した神奈川県厚木市には、高齢者らから相談が相次いでいる。(曽田晋太郎)
 厚木市のコールセンターは、委託業者が東京都大田区のビルの一室で運営している。1~18日で、152件の問い合わせがあった。65歳以上が約8割で、接種時期や予約方法の問い合わせがほとんどだった。だが「国の情報が少なく、答えられることは限られる」とスタッフは話した。
 欧州連合(EU)でのワクチン生産が遅れており、国内にいつ届くのか政府も把握できない。自治体としては接種スケジュールを立てられず、市民に答えられることは少ないが、厚木市の常田真一郎・市民健康部長は「市民の関心が高く、不安解消につなげたかった」と、コールセンターを設置した理由を説明する。
 「接種は無料」「マイナンバーカードは不要」「基礎疾患がある人は申告して」「接種は住民票のある自治体でするのが原則」など、現時点で答えられる限りのことに答える。
 「接種して胎児に影響はないか」「授乳中だが、子どもに影響はないか」といった妊婦らからの不安の声も数件寄せられた。妊婦は接種の努力義務の対象から外れており、「医師に相談して接種するか決めてください」と答えた。
 厚生労働省も15日、ワクチンのコールセンター=フリーダイヤル0120(761)770=を開設した。午前9時~午後9時、土日、祝日も応対する。自治体ではこれまで、厚木市のほか東京都墨田区や世田谷区、三重県や札幌市などがワクチン接種に関するコールセンター(電話相談窓口)を設けている。

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