雷門助六 8代目の寄席踊り継承 桂夏丸さん、桂小すみさんのユニット

2021年2月23日 07時05分

江戸東京博物館で、来場を呼び掛ける(左から)桂夏丸さん、桂小すみさん、雷門小助六さん=墨田区で

 落語家の桂夏丸さん(36)と音曲師の桂小すみさん(47)によるユニット「サマスモ」の公演「サマスモ meets 寄席踊り!!」が二十六日、墨田区の江戸東京博物館大ホール(横網一)で開かれる。落語家の八代目雷門助六さん(一九〇七〜九一年)が残した踊りの数々を継承していく試み。二人は「コロナ禍のうつうつとした状況を、開放感、迫力のある踊りで打破できれば」と、来場を呼び掛ける。 (井上幸一)
 八代目助六さんは寄席踊りの名手で、人形をまねた「あやつり」は絶品とされた。故古今亭志ん朝さんが始めた浅草の夏の風物詩「住吉踊り」を指導。その芸は、弟子の当代雷門助六さん、玉すだれの北見寿代(ひさよ)さんらが受け継いでいる。
 当日は、寿代さんから寄席踊りの指導を受ける当代助六さん門下の雷門小助六さん(39)、雷門音助さん(33)らの落語家も出演。寿代さんもゲストとして舞台に立つ。落語などの高座の後、寄席踊りを披露。伊勢音頭、桃太郎、深川、かっぽれを、入れ代わり立ち代わり皆で踊るという。
 自身も寿代さんから踊りを習った小すみさんは「八代目の踊りを、少しずつ勉強させていただきたい」と会を続ける意向。八代目の孫弟子の小助六さんは「寄席の踊りは、単独で踊ることが多い。群舞になると、また違う。パーッと陽気に」と意気込む。夏丸さんは、踊らずに太鼓などのお囃子(はやし)の一角を担う。「生演奏も楽しんで」とアピールした。
 午後一時半開演。前売り三千円、当日三千五百円。新型コロナウイルス感染防止のため、約三百五十の客席は半分に入場を制限、マスク着用を求めている。予約、問い合わせは、サマスモ事務局=電070(6568)0925、メールsamasumo51@gmail.com=へ。

浅草での落語家らによる「総踊り」。中央が生前の8代目雷門助六さん


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