米飛行機部品落下 国に住民団体 同系機の禁止を要請

2021年2月23日 07時05分
 米コロラド州で二十日発生したユナイテッド航空ボーイング777−200型のエンジン部品落下トラブルを受け、羽田新飛行ルートに反対する住民団体「羽田問題解決プロジェクト」は二十二日、海外航空会社を含め、同じ系列エンジン搭載の航空機の乗り入れ禁止を国土交通省に要請した。
 昨年十二月四日にも、日本航空ボーイング777が那覇空港を離陸後、同系列エンジンのトラブルで部品が落下している。国交省は二十一日、同系列エンジンを搭載する日航の十三機と全日空の十九機の運航停止を指示した。
 要請書は今回のトラブルについて、羽田新飛行ルートが都心上空を低空で飛ぶことから「看過できない重大事故」と指摘した。
 そのうえで「日航と全日空以外にも、世界の航空会社から同系列エンジン搭載の航空機が飛来している」として、「今回の原因の解明と対策が完了するまで、羽田を含む国内の全空港で乗り入れ禁止を」と求めている。
 「羽田問題解決プロジェクト」は、羽田新ルート下の各地の住民グループなどで構成している。新ルートは、北風時の午前七時〜十一時半と、午後三〜七時に、離陸機が荒川上空を飛行する。南風時には午後三〜七時に、着陸機が新宿、渋谷、目黒、港、品川各区などの上空を低空で通過する。 (宮本隆康)

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