町おこし情報誌「野水仙つうしん」 継続へ支援を 鋸南のボランティア団体

2021年2月23日 07時08分

町おこし情報誌「野水仙つうしん」を手にする塚田一未さん=鋸南町保田で

 鋸南町の町おこし情報誌「野水仙つうしん」を無料発行するボランティア団体「鋸南情報委員会」が、三月で町からの助成期限が切れるため、発行継続のための賛同金を募っている。同会メンバーの塚田一未さん(73)は「地元で地道に活躍する人をこれからも掘り起こしたい。ぜひ支援を」と呼び掛ける。 (山田雄一郎)
 野水仙つうしんはA4判の三つ折りリーフレット。過疎化が進む鋸南町の魅力を発信し、さまざまな人を呼び込もうと、塚田さんが地元の有志に呼び掛け、二〇一八年から春秋の年二回、発行してきた。毎回五千部を町内全戸や店舗に配布。塚田さんによると、町からは二〇年度までの三年間、年十万円の助成金を受けてきた。
 東京都内の出版社で編集長を務める塚田さんは、今から四年前、鋸南町に同社の倉庫が設けられたことをきっかけに、町との関わりができた。東京湾と富士山を望む風光明媚(ふうこうめいび)な土地柄なのに、往時のにぎわいをなくした現状に心を痛め、十数人のスタッフで情報委員会を立ち上げ、野水仙つうしんの制作を始めた。題字の水仙は町を象徴する花として知られる。
 これまでに漁師や農家、都会から移住してきた若い女性のサークルなどを取り上げてきた。昨年秋には一九年九月の台風15号から一年がたったことから、ボランティア関係者に最新の復興状況を語ってもらった。新型コロナウイルスについては「知っ得情報」として、国や県、町の支援制度を紹介した。
 「地元の人も気づかない魅力がたくさんある町。鋸南の人は地元に誇りをもってほしい」と塚田さん。「自然に恵まれ東京からも近いのでテレワークをするのにも最適。ふるさとに戻り、若い人が起業してくれたらうれしい」と話す。
 賛同金は年間一口千円から受け付けており、まずは総額十万円を目標にしている。振込先は千葉銀行鋸南支店、普通口座3242746、口座名は「鋸南情報委員会」。
 問い合わせは、塚田さん=電090(2565)2919=へ。 (山田雄一郎)

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