<新型コロナ>アマビエ石像 終息に願い 伊東の石井石材が市に寄贈

2021年2月23日 07時12分

寄贈したアマビエの石像について小野達也市長(左)に説明する高橋朗さん(中)と石井幸太郎社長=伊東市役所で

 新型コロナウイルスの終息に願いを込め、伊東市の石井石材(石井幸太郎社長)は、疫病退散に御利益があると伝わる妖怪アマビエをモチーフにした石像一体を、市に寄贈した。
 石井社長の父で同社相談役の石井幸弘さんが、「明るい話題をつくって伊東を元気にしたい」と考え、市内にアトリエを構える石彫家の高橋朗さんに、制作を依頼した。高橋さんは、伊東オリジナルのアマビエをデザイン。魚のうろこや胸びれを付け、耳には貝のウノアシをかたどり、背中には同市の花木であり、厄よけの意味合いを持つ「吉祥木(きっしょうぼく)」のツバキを彫り込んだ。
 高さ三十四センチ、幅二十三センチ、奥行き二十五センチ。「願 疫病退散」と記された御影石を台座に、市役所市民ロビーに設置された。石井社長は「市民をほっこりさせられる物を作りたかった。後世に伝える有効的なツールになれば」と話し、高橋さんは「心のよりどころとなる物を求める気持ちは誰にでもあり、その一助となってほしい」と作品について説明した。小野達也市長は「コロナ禍を乗り越える原動力にしたい」と謝辞を述べた。 (杉本三佐夫)

関連キーワード

PR情報

静岡の新着

記事一覧