<新型コロナ>成田空港 従業員の感染100人超える 1月急増、クラスターはなく

2021年2月24日 07時13分
 成田空港で働く人たちの新型コロナウイルス感染が二十二日、百人を超えた。空港内の従業員は約四万人いるが、職場内でクラスター(感染者集団)は発生していない。成田空港の感染症対応は、国際空港評議会(ACI)の「AHAプログラム」の認証を日本の空港で初めて取得している。
 成田国際空港会社(NAA)の発表によると、感染者数は昨年三月と五月に一人ずつで、八〜十一月は毎月一桁台だった。だが、十二月に二十人、今年一月に四十九人と急増。今月は九人と収まってきている。
 県の二十二日までの発表では、近隣自治体の累計感染者数は、成田市が六百三十一人、富里市が三百三十人、芝山町が二十九人、多古町が二十三人。空港内での全従業員に対する感染者の割合は、近隣自治体の人口に対する感染者割合よりも低い状況にある。
 NAAオペレーションセンターによると、これまで空港内で同時期に複数の感染者が出た職場はない。従業員用のトイレを中心に消毒液の設置場所を増やすなど対策を強化しており、担当者は「国内の感染状況とほぼ同じ傾向で落ち着いてきているが、緩むことなく引き続き対策を徹底していく」と話した。
 認証は新型コロナ感染爆発を受け、空港運営の衛生面や安全面が高水準にあることを示すもので、旅客ターミナル内の清掃や消毒、対人距離の確保、マスク着用、チェックインや手荷物預け入れの自動化といった非接触化の取り組みなど百二十二項目の実施状況を評価する。 (小沢伸介)

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