ウッズ選手「自力で立てず」選手生命に懸念 両足骨折の車横転事故 

2021年2月24日 17時51分
23日、米ロサンゼルス近郊で横転し、クレーンで引き上げられるタイガー・ウッズ選手の車両=AP・共同

23日、米ロサンゼルス近郊で横転し、クレーンで引き上げられるタイガー・ウッズ選手の車両=AP・共同

  • 23日、米ロサンゼルス近郊で横転し、クレーンで引き上げられるタイガー・ウッズ選手の車両=AP・共同
  • タイガー・ウッズ選手=共同
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米男子プロゴルフのタイガー・ウッズ選手(45)が23日朝、西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で自動車事故を起こし、両足に複雑骨折などの重傷を負った。地元警察の担当者は「(ウッズ選手は救出時)自力で立てなかった」と話しており、選手生命への影響が懸念される。
 警察によると、車に乗っていたのはウッズ選手1人。車はスポーツタイプ多目的車(SUV)で、下り坂を走行中、中央分離帯を越えて反対車線に進入したとみられる。
 記者会見した警察の担当者は「車は通常以上の速度が出ていた。救出時、ウッズ選手に意識はあり、意思疎通もできた」と説明。シートベルトを締めており、エアバッグが作動したことで致命傷を免れたとの認識を示した。ウッズ選手は自身で「タイガーだ」と名乗ったという。飲酒や薬物の使用を示す証拠はない。
 米メディアによると、ウッズ選手はゴルフ番組の撮影のため、近くのコースに向かっていた。車は前部が大破するなど大きく損傷しており、複数回の横転を伴う大事故だったとみられる。競技への復帰について、米誌ニューズウィーク(電子版)は「足の骨折は、18ホールを歩き、良いスイングを支えるのを困難にするだろう」と選手生命に懸念を示した。
 ウッズ選手は、元世界ランキング1位で米ツアー歴代最多に並ぶ82勝を誇るゴルフ界のスター。2009年11月にも自損事故を起こし、ツアー中断につながる女性問題が発覚。17年には鎮痛剤などの影響がある中で車を運転したとして逮捕された。昨年12月に腰部椎間板の手術を受け、復帰を目指していた。

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