<新型コロナ>医療関係者の奮闘に感謝 多摩区の中学生、川崎市立多摩病院に横断幕や手紙贈る

2021年2月25日 07時21分

感謝の気持ちを込めて作製した品々を持つ3校の中学生と長島院長(前列右から2人目)=川崎市多摩区の市立多摩病院で

 新型コロナウイルスの感染拡大により地域の医療機関が逼迫(ひっぱく)した状況が続く中で、最前線で奮闘している医療関係者を励まそうと、川崎市多摩区の中学生が寄せ書きなど感謝のメッセージを込めて作った品々の贈呈式が二十四日、同区の市立多摩病院で行われた。 (安田栄治)
 中学生は同区生田地区の南生田、生田、枡形の市立中学三校の代表生徒六人。それぞれの学校で作製した手紙やポスター、横断幕、メッセージを添えたチョコレートなどを同病院の長島悟郎院長に手渡した。
 南生田中生徒会長の松村珠花(たまか)さん(14)は「コロナ禍により大変な状況の中で働いてくださっている医療関係者の方たちに、こういう形で感謝の気持ちを伝えることができてうれしい。三校の生徒が連携して計画し、行動できたことにも喜びを感じます」と笑顔を浮かべた。
 長島院長によると、同病院には昨春の緊急事態宣言以降、「頑張って」と励ましの声が寄せられてきたというが、昨年十月にクラスター(感染者集団)が発生。「それからは支援のない状態で、つらい思いをしてきた。地域の若い人からの励ましの言葉は心に響き、とても勇気づけられる。本当にありがたい」と頭を下げていた。
 同区の生田地区社会福祉協議会は福祉意識の高揚を図って地域活動への参加や健全育成を目指す目的で、生徒同士が議論する「中学生が語る会」を毎年開催している。
 四十六回目となる本年度は昨年十二月に三校の代表者十二人ずつが参加して「コロナ新時代、私の街でできること〜地域を見守ろう」をテーマにオンライン会議を実施。医療関係者に対する「感謝」と各校での「予防」を啓発するポスターなどを作製することを決めていた。

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