<ベルマーレだより>ホームで27日開幕戦 昨季を糧に臆せずに

2021年2月25日 07時24分

開幕に向けて鍛える選手たち(湘南ベルマーレ提供)

 Jリーグ開幕が目前に迫った。ベルマーレは二十七日、ホームの「レモンガススタジアム平塚」にサガン鳥栖を迎える。新チームの始動から一カ月、大切に日々を積み重ねてきた。
 昨季、試行錯誤を繰り返す中での戦いは苦しく、最下位だった。しかし今、励む選手たちの表情は実に明るく、はつらつとしている。「みんなが開幕を楽しみにしています。積み重ねてきたことに自信を持っているので、自分たちがどれくらいできるのかというワクワクした気持ちでいます」と山田直輝は話す。
 ピッチ上の選手には、確かな手応えがあるように見える。昨季に得られた部分を継続して磨きをかけるとともに、課題を明確にして徹底的に取り組んでいる。頭の中がクリアになり、見ている方向にブレがなくなってきている。
 コミュニケーションの多さによるところが大きい。練習の合間にあちらこちらで身ぶり手ぶりで会話を交わしている。「どうしてこの選択をしたの?」「もっとこうしてほしかった、今の場面はこう考えた方がよかったんじゃないか」。誰かに任せるのではなく、「自分がなんとかするんだ」という強い決意のようなものを感じる。
 今季、ベルマーレにはさまざまな経歴の持ち主が集まっている。どちらかというと苦労人が多い。アマチュア契約からキャリアをスタートした選手、J3からはい上がってきた選手、大きな挫折を経験した選手…。何度倒れても立ち上がり、コツコツ努力を重ねてここまできたという選手が多いのだ。そんな魂を持った選手たちがひとつのチームとなって戦いに挑む。
 昨季はコロナ禍の特例で降格がなく、昇格した二クラブを加えて二十クラブで争う今季。東京五輪開催による中断期間もあって日程は厳しい。史上最も過酷と言われるシーズンだが、自信をもって臆せず戦っていく。 (遠藤さちえ=湘南ベルマーレ広報)

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