「COVAX」で発展途上国にも新型コロナワクチンを…ガーナに60万回分が無償で到着

2021年2月25日 10時44分
新型コロナウイルスワクチンのサンプル(米ファイザー提供)

新型コロナウイルスワクチンのサンプル(米ファイザー提供)

 【ロンドン=藤沢有哉】世界保健機関(WHO)は24日、新型コロナウイルスワクチンの公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX(コバックス)」による世界的な供給が始まり、同日に第1陣として60万回分が西アフリカ・ガーナに届いたと発表した。週内には隣国のコートジボワールにも配送する予定。
 WHOなどが主導するCOVAXは、参加国などが共同出資・購入して、ワクチンを発展途上国にも無償供給する仕組み。ガーナには英製薬大手アストラゼネカ製を届けた。WHOのテドロス事務局長は「今日はワクチンの公平性という共通の構想実現に向けた重要な第一歩だが、始まりにすぎない」と声明で述べた。
 新型コロナのワクチンを巡っては、途上国による確保が大きな課題となっている。米デューク大が今月中旬に公表した研究結果によると、高所得国は計46億回分を確保したが、低所得国は計約6億7000万回分にとどまる。COVAXは年末までに、20億回分を途上国などに供給する目標を掲げている。

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