ゴーン被告の逃亡手助けで初の有罪判決 トルコの裁判所で航空会社元幹部らに禁錮4年2月

2021年2月25日 21時47分
カルロス・ゴーン被告をレバノンに逃亡させたとして起訴された、ジェット機運航会社元幹部らの公判が開かれたトルコ・イスタンブールの裁判所=24日(共同)

カルロス・ゴーン被告をレバノンに逃亡させたとして起訴された、ジェット機運航会社元幹部らの公判が開かれたトルコ・イスタンブールの裁判所=24日(共同)

 【カイロ=蜘手美鶴】元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が保釈中にトルコ経由でレバノンに逃亡した事件で、トルコ・イスタンブールの裁判所は24日、被告の密航を手助けした罪で、逃亡に使われたプライベートジェットの運航会社元幹部と操縦士2人に禁錮4年2月の実刑判決を言い渡した。AFP通信などが伝えた。
 ゴーン被告の逃亡に関連して有罪判決が出たのは初めて。このほかにもゴーン被告の密航を手伝ったとして、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員親子が米国で拘束され、米最高裁は今月13日、日本への移送を認める決定をしている。
 実刑判決を受けたのはトルコ民間航空会社の元営業部長オカン・キョセメン被告と操縦士2人。3人と共に起訴された操縦士2人と客室乗務員2人は無罪となった。キョセメン被告はレバノンのプライベート機運航会社の経営者から「脅されてやった」と主張していた。
 ゴーン被告は東京地検特捜部に会社法違反(特別背任)罪などで起訴され、保釈中の2019年12月末、日本からプライベートジェットで密出国し、イスタンブール経由でレバノンに到着。音響装置用の箱に入り、出国審査を免れたとされる。

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