福島第一原発で大型タンク53基の位置ずれる 地震で最大19センチ

2021年2月25日 17時26分
大型タンクが立ち並ぶ東京電力福島第一原発の構内=1月18日、福島県大熊町で

大型タンクが立ち並ぶ東京電力福島第一原発の構内=1月18日、福島県大熊町で

 東京電力は25日、福島第一原発の構内にある汚染処理水などを保管している大型タンクのうち53基の位置が、13日深夜の震度6弱の地震でずれたとする調査結果を公表した。ずれは最大19センチ。タンク同士をつなぐ配管は外れておらず、水漏れはない。東電によると、タンクは損傷や転倒を防ぐため、コンクリートの基礎部分に固定せず、平置きしている。
 東電は地震直後の14日から、構内にある1074基のタンクを点検。全エリアで、タンクに保管している汚染処理水などが漏れ出ていないことを確認し、14日に公表した。15日からは、タンクの位置がずれていないかの調査を進め、18日の定例会見で複数のタンクがずれたことを明らかにした。24日に全ての調査を終え、結果をまとめた。
 この影響で一部タンクの使用を中止。今後、異常が見つかった配管などを交換する予定。高濃度の放射性物質を含む汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS)の運転も、一時的に停止した。(小川慎一)

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