千葉大病院に国内初の「コロナワクチンセンター」設置 接種の有効性や安全性を研究

2021年2月25日 21時27分
コロナワクチンセンターを視察する森田健作知事(左から2人目)=25日、千葉市の千葉大病院で(千葉県提供)

コロナワクチンセンターを視察する森田健作知事(左から2人目)=25日、千葉市の千葉大病院で(千葉県提供)

 千葉大病院(千葉市中央区)は、新型コロナウイルスワクチン接種の有効性や安全性を研究する「コロナワクチンセンター」を設置した。3月中旬にも始まる医療従事者の優先接種の前後に採取した血液と唾液を使い、抗体や副反応を調べる。同病院によると、病院独自で研究施設を立ち上げるのは全国初という。
 同病院は、医療従事者を対象とした優先接種で職員2600人の接種を予定する。このうち2000人以上の血液と唾液を1回目の接種前と2回目の接種後に採取し、ウイルスに対する強さを示す抗体価を測定。副反応の発生状況や、接種後に抗体がどのように備わるか確認するという。
 センターは、同病院の新病棟の完成で使われなくなった旧病棟の手術室を活用。ワクチン接種場や研究協力エリアなどが25日、報道陣に公開された。研究に当たる中島裕史副センター長は「日本人と外国人で(ワクチン効果などに)違いがあると思う。ワクチン作用のメカニズムに迫りたい」と話した。 (中谷秀樹)

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