100のエール、届いた キルギス選手団から返信 羽村市民のメッセージに「また行きたい」

2021年2月26日 07時11分

メッセージブックを受け取ったキルギスの選手団=羽村市提供

 夏に開催予定の東京五輪で中央アジア・キルギスのホストタウンに登録している羽村市は、市民から寄せられた同国の男子柔道選手団を応援する写真やメッセージを載せた「メッセージブック」を贈った。選手からは「また羽村市に行きたいと思いました」と返信が届いた。コロナ禍でも、国を超えた絆は深まっている。
 同国選手団は、国際大会が延期や中止となった影響で、五輪出場枠をまだ得ていない。こうした中、市は昨年10月〜11月に、選手らを励まそうと、市民に写真やメッセージを募集。個人や団体から計117件のエールが寄せられ、キルギスの選手団や在日大使館に贈られた。
 メッセージブックはA4判で計24ページ。「日本人に似ていて親近感を感じます」といった言葉のほか、子どもたちからの「がんばれ」との激励やキルギス国旗の絵も掲載。選手団と交流した市柔道会は「畳が新しくなったので、また来てください」と再会を期待するコメントを送った。
 市民のエールを受け取った選手団からは「懐かしく感じます。事前キャンプの時にあたたかくおもてなしをしてくれた皆さまの写真もあり、うれしくなりました」とのコメントが市に届いた。「羽村でまた事前キャンプをして強くなりたい」と五輪出場を目指す言葉もあった。
 カヌー女子スラロームでバルセロナ大会(1992年)、アトランタ大会(96年)に出場した市東京オリンピック・パラリンピック準備室の笹本弘子主査は「アスリートにとって、応援の声は力になる。頑張ってほしいという市民の気持ちはキルギスの選手に届いたと思います」と話した。 (布施谷航)

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