菊之助が「明智光秀」 国立劇場三月歌舞伎

2021年2月26日 07時57分
 東京・国立劇場の三月歌舞伎公演で、尾上菊之助(43)が「明智光秀」に初役で挑戦する=写真、同劇場提供。
 上演されるのは、四世鶴屋南北(一七五五〜一八二九年)作の「時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)」。光秀(役名は武智光秀)が主君の織田信長(同・小田春永)に仕えながらも謀反を決意する「本能寺の変」までを描いた名作。菊之助の義父で、光秀を何度も演じてきた中村吉右衛門が監修を担当する。
 反逆者というイメージもある光秀だが、菊之助は「天下太平を願って春永に仕えていたと思う。それが、いつの間にか(二人の間に)ずれが生じた。春永を思う心の積み重ねを大事に演じたい」。
 出演はほかに、春永役に坂東彦三郎、光秀の妻・皐月役に中村梅枝ら。三月四〜二十七日(十、十一、十九日は休演)。国立劇場チケットセンター=(電)0570・07・9900。 (山岸利行)

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