東日本大震災10年、被災地への思い風化させない 城南信金で写真展始まる

2021年2月27日 06時00分

店内に設置された写真展会場で、福島民報の芳見弘一社長(左)から当時の状況などの説明を受ける城南信用金庫の川本恭治理事長

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からまもなく10年となる中、城南信用金庫(東京都品川区)の本店で、震災10年の報道写真展が始まった。10年の歳月で被災地への人々の思いが風化するのを防ぐ目的。

◆被災当時と復興の様子を対比

 城南信金は震災以来、支援物資の送付や義援金の寄贈をはじめ、宮城県石巻市での4年にわたる職員によるボランティア活動や、被災地企業に首都圏企業との商談の機会を提供する「よい仕事おこしフェア」の開催など、さまざまな形で支援に取り組んできた。
 写真展は、震災の記憶が続くよう城南信金が企画。被災当時の写真だけでなく、福島県大熊町でのイチゴ栽培施設や同県川内村でのブドウ収穫の様子など、復興の様子も当時との対比で展示した。

◆「復興貢献賞」を受賞

 写真は地元紙の福島民報社が提供した。開幕式には同社の芳見弘一社長と城南信金の川本恭治理事長が出席。川本氏は「写真展のテーマは『共に』。これからも被災地や全国の人たちと協力を強めて復興に貢献したい」とあいさつした。
 この日は、福島の経済復興に尽力した企業を表彰する「ふくしま産業賞」(福島民報社主催)の表彰式も行われ、城南信金に「復興貢献賞」が贈られた。

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