東京都、縮小したコロナ追跡調査をまた拡大 新規感染者の減少受け保健所に通知

2021年2月26日 22時44分
東京都庁

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 新型コロナウイルスの新規感染者の減少傾向を受け、東京都は26日、感染経路や濃厚接触者を追跡して調べる「積極的疫学調査」について、重点的に調査する対象を拡大するよう各保健所に通知した。
 都は1月22日、新規感染者数が急増して保健所業務が逼迫(ひっぱく)したことから、重症化リスクの高い人や施設などを最優先とするよう各保健所に通知した。現在は新規感染者数が、7日間平均で1日あたり300人程度まで減っており、細かい追跡が可能になってきたと判断。市中感染を抑えるため調査対象を広げ、接触者が多い人なども重視するよう求めた。
 この日、都内の感染状況を分析するモニタリング会議で、小池百合子知事は「クラスター(感染者集団)を早期に探知する対策に移行する」と報告した。
 積極的疫学調査を巡っては、神奈川県が一時的に大幅縮小したが、今月上旬から元に戻している。
 一方、小池知事は関西地方など6府県の緊急事態宣言が月末で解除されることについて「『解除』の文字がメディアで飛び交い、1都3県に与える心理的影響も考えなければならない。とことんステイホームをお願いする」と訴えた。(原昌志)

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