渋川市 買い物代行に補助 タクシー利用券配布へ

2021年2月27日 07時20分
 渋川市は、タクシー会社が実施する高齢者の買い物代行の補助事業を二〇二一年度から始める。外出が難しい高齢者の買い物の機会を確保すると同時に、新型コロナウイルスの影響で経営が厳しいタクシー会社の仕事を増やすのが狙い。
 対象は市内に住む七十五歳以上で運転免許を持っていない人。市は一回千円の自己負担で買い物代行を利用できる「おつかいタクシー利用券」を対象者に年六枚配布。通常は十キロ以内の買い物三千円、十キロを超えると五千円の料金と自己負担の差額を補助する。二一年度一般会計当初予算案に五百六十万円を計上した。
 利用できるタクシー会社は市内の三社。買い物先は市内の三店舗以内で、約一時間で終わることが条件。買えるのはセダン型の車で運べるものに限る。薬の受け取り代行は依頼主が処方箋を持っているか、電話診療などで処方箋が薬局に送られている場合に限る。
 市は二〇年度、おつかいタクシー利用券と同じ高齢者に一枚五百円のタクシー券を年四十八枚配布。そのうち半分を、複数で利用する場合に使える「相乗り券」としてタクシー相乗りによる買い物を推奨してきた。しかし、高齢者からコロナ感染への不安が出たため、買い物代行に変更した。 (渡辺隆治)

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