<新型コロナ>移動なしでワクチン接種 医師らが巡回「三島モデル」発表 75歳以上にはタクシー代補助

2021年2月27日 07時20分

ワクチン接種を「三島モデル」で行う方針の三島市

 三島市は二十六日、四月以降に始める市民への新型コロナワクチン接種方法「三島モデル」を発表した。医師や看護師が接種を受ける人が座る席を巡回、予診から副反応の経過観察まで移動なしで済ませる。三月四日、市立錦田小学校体育館でシミュレーションをして、課題を探る。
 接種を受ける人は受け付け後、会場内の席に移動。仕切り板で個人ごとに区切りプライバシーに配慮する。着席後、医師らは移動しながら一人ずつ予診や接種を行う。副反応がないか確認する経過観察まで計三十分ほどと見込む。
 同市は市内十四小学校の体育館で接種を計画。一日当たりの接種は、会場の広さにより百二十〜百四十人、時間は一時間半〜三時間と見込む。動き回る医師や看護師の負担は増えるが、市によると、市医師会側が「被接種者の負担が減る方がいい」としたためこの方法にする。
 シミュレーションには医師会や錦田小近隣の高齢者二十人ほどが参加予定。医師や看護師が混乱なく動けるか、受け付けなどをする市職員が、予約時刻より早めに来た人や接種券を忘れた人への対応などを確認する。
 市はまた、七十五歳以上の被接種者の自宅から会場までの移動で使うタクシー料金の一部を補助すると発表した。(渡辺陽太郎)

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