接種推進に向け「ワクチン停戦」決議 国連安保理が全会一致で採択

2021年2月27日 11時29分
新型コロナウイルス(NIAID提供)

新型コロナウイルス(NIAID提供)

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】国連安全保障理事会は26日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種促進のため、紛争地での停戦などを求める決議を全会一致で採択した。
 決議は加盟国に対し、ワクチンの公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX(コバックス)」への資金提供を要請。紛争地で実際に接種が実施されるよう停戦に向けた支援を呼び掛けた。各国の予防接種計画の対象に難民を含め、公平なアクセスを促進することも求めた。
 安保理によると、シリアやイエメンなど紛争地で約1億6000万人がワクチンを必要としている。今月の安保理議長国を務める英国のラーブ外相は「コロナの大流行に対する世界的な解決が必要とされている」と述べ、決議内容の実施の必要性を訴えた。

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