<記者だより>ネコの疎開

2020年5月10日 02時00分
 先月末から一歳オス猫と同居しているが、横須賀市での単身赴任の寂しさに耐えかねて、という訳ではない。東京都内で部屋を借り、看護師として働く娘が、今月一カ月間、新型コロナウイルスの病棟の応援に入ったのが発端だ。
 呼吸器系の持病があり、飼い猫についても「自分が感染したらどうなるのか。もしうつしたら行き場がなくなる」と心配する娘から相談され、都内の自宅では預かれず、私が面倒をみることに。
 厚生労働省は、人間から犬や猫への感染はあっても逆は確認されていないと説明する。県は、飼い主が感染した場合に備え、親族やペットホテルなど預かり先の確保を求めているが、できない飼い主もいる。受け皿の議論が必要だろう。
 各地でコロナを担当した医師や看護師が感染する中、同じリスクに直面した娘は、先手を打って猫を疎開させることができた。前向きに仕事に取り組んでいるようで、その後押しになればと猫の写真や動画を毎日送り、無事を願っている。(村松権主麿)

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