足利市・山林火災1週間 火種を全力で根絶 ジェットシューター活用も

2021年3月1日 07時57分

地上部隊が使うジェットシューターを実演する足利市消防本部隊員=足利市で

 足利市の両崖(りょうがい)山(二五一メートル)一帯の山林で起きた山林火災は二十八日で出火から一週間。延焼地の拡大阻止が三日間続いており、県内外から応援を得た消防チームは完全鎮火に向け、延焼地に分け入る地上作戦を強化した。
 消防の地上部隊は二十八日現在で、県内外消防本部からの応援を含めて約百五十人。日中、延焼地に分け入り、火種を手作業で根絶するローラー作戦を展開している。
 地上部隊が使うジェットシューター(背負式消火水嚢(のう))は、二十リットルの水嚢にホースが付いており、隊員が背負って使用するため機動性も高い。手元にあるレバーを前後することで、手動ポンプになる。
 地上作戦には、ジェットシューターに加えて、なたやおの、のこぎりなどを駆使。木の株や枯れ草の奥にくすぶる火種を隊員らが丹念に探す地道な作業が続いている。
 ふるさと納税制度を利用した市への寄付金は同日正午現在、千二百六十九件約千三百六十三万円に上っている。被災したハイキングコースの復旧などに活用するという。 (梅村武史)

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