映画で問う 政治のあり方 6日から市民グループ、下高井戸で上映

2021年3月2日 07時06分

会の活動を支えてきた地域の人たちと話し合う飯田光代さん(右から2番目)=世田谷区で

 世田谷区内で二十年以上活動を続ける市民グループ「優れたドキュメンタリー映画を観る会」が六日から、下高井戸シネマ(同区松原三)で上映会を開く。二年前に活動をいったん休止したが、コロナ禍での政府の対応に対し、会の飯田光代(てるよ)代表(68)は「国民の命を重視しない政治に黙っていられなくなった」と語る。
 二〇一九年夏の参院選に「れいわ新選組」から出馬した安冨歩・東大教授らの選挙戦を描いた「れいわ一揆」(原一男監督、二百四十八分)と、福島第一原発事故の影響で避難したり、仕事を失ったりした人々の声を集めた「福島は語る 完全版」(土井敏邦監督、三百二十分)の二本を上映する。
 会は一九九九年から区内で、福祉や医療などを扱うドキュメンタリー映画上映を通じて、共生社会を考える企画を続けてきた。二〇一九年夏に上映会を開いた後は活動を休んでいたが、新型コロナウイルスの感染が収束しない中で「Go Toキャンペーン」を続け、五輪開催にもこだわる政府に不信感が高まったという。「民主主義をあらためて問う契機に」と上映会開催を決意した。
 「れいわ一揆」は六〜十日上映、一般二千二百円。「福島は語る」は十一、十二の両日上映、同二千五百円。いずれも午前十一時五十五分開映で休憩あり。問い合わせは飯田さん=電080(3483)3811=へ。 (小形佳奈)

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