自転車で周遊 リアルとVRで巡るアキバ 映像など疑似体験 3密回避へ実証実験

2021年3月2日 07時06分

「ハイブリッド観光案内」をPRする秋葉原観光親善大使のhitomiさん=千代田区で

 三輪自転車タクシーで秋葉原を回りながら、VR(仮想現実)映像でメイドカフェなど、街の名物店のサービスを疑似体験する「秋葉原ハイブリッド体験ツアー」が一日、二週間の予定で始まった。新型コロナウイルスの感染予防となる「新しい観光案内」を目指した実証実験に位置づける。 (浅田晃弘)
 ツアーは、NPO法人「秋葉原観光推進協会」が企画した。客が二人まで乗れるフランス発の電動アシスト自転車「シクロポリタン」で、約一時間かけて秋葉原駅周辺を周遊する。感染予防のため自転車は降りない。
 座席の前に映像モニターがあり、観光ガイドが離れた場所からリモートで街の見どころを説明する。三百六十度見渡せるVRゴーグルを装着しての「バーチャル観光」も楽しめる。メイド喫茶「あっとほぉーむカフェ」や、鉄道模型専門店「ポポンデッタ」、電子パーツ店が集まる「ラジオセンター」などの映像を用意した。近隣エリアの神田明神の境内映像もあり、実際に参拝した気分になれる。
 午前と午後、それぞれ一回の運行はすでに予約で満席。出発式で秋葉原観光推進協会の泉登美雄理事長は「二週間で課題を探り、秋葉原の活性化に貢献する継続的なイベントとしていきたい」とあいさつした。

「ポポンデッタ」のVR映像。ゴーグルを装着すると立体的に見える(Harete提供)

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