<新型コロナ>横浜市、高齢者ワクチン接種券の発送見合わせ 集団、個別とも5月以降に 

2021年3月2日 07時09分
 新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種の時期を巡り、四月に始める予定だった集団接種や個別接種は五月以降になるとの見通しを示した横浜市。供給量不足では予約が殺到するとして、九十三万人の対象者に安定して行き届けられる見通しが付くまで接種券の発送を見送る。
 市によると、四月十九日の週までの県内へのワクチン供給量は四十四箱。人口比で市町村に配分されると仮定した場合、市への供給量は約九千人分に当たる十八箱になる。対象者の1%にも満たず、予約の殺到を避けるため、三月下旬から始める予定だった接種券の発送は当面の間、見合わせることにした。国が同二十六日の週の供給量を示した後、安定した供給を見込めると判断すれば、高齢者の年齢層を四つに分けて年齢の高い順に接種券を発送し、予約を受け付ける予定。
 四月十九日の週までに供給されるワクチンは、施設接種に充てる。市内の施設は千六百カ所あり、接種の対象者は七万人。クラスター(感染者集団)の発生防止の観点から施設従事者約五万六千人にも接種してもらうという。今後アンケートを行い、接種する施設の順番などを決める。
 市の担当者は「国には四月二十六日以降の供給量を早めに示してほしい。どのタイミングでどれくらいの量が入るかが大事」と話した。一方、スケジュールの遅れで、接種に協力する病院や診療所を確保する時間ができたとして「四月を準備期間としてしっかり進めたい」とした。 (丸山耀平)

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