南スーダン選手との交流 五輪後も続くよ! 前橋市、25年まで7人受け入れ

2021年3月2日 07時15分

記者会見した南スーダンの選手団ら=前橋市で

 東京五輪・パラリンピックに向け、アフリカ・南スーダン陸上選手団五人の長期合宿を受け入れている前橋市は、終了後も同国で活躍した選手を一人につき半年間ずつ計七人を受け入れて交流を続ける方針を明らかにした。期間は今年十月〜パリ五輪後の二〇二五年三月まで。 (市川勘太郎)
 新たな交流計画は、十〜三月の寒い時期は屋内競技、四〜九月は屋外競技の各一人を予定。屋内では女子バレーボールなど、屋外は男女陸上や男子サッカーなどを想定している。
 同国スポーツ省が主催する国内大会で好成績を残し、同国オリンピック委員会が推薦した選手を受け入れる予定。市内に滞在中は練習に加え、地域住民とも交流する。
 滞在費は住宅費や飲食費など年間七百万円を見込み、新たに計二千四百五十万円を目標にふるさと納税で寄付を呼び掛ける。長期合宿への寄付金は当初の目標だった三千万円を超え、先月二十二日時点で千五百五十四件、計約三千百三十四万円が集まった。
 先月下旬に市内で記者会見した五輪陸上男子1500メートルのグエム・アブラハム選手(21)は「トレーニングを通し自分の力を知ることができた。若い新たな才能を見つける機会につながるはずだ」と期待を込めた。
 南スーダンは国内情勢が内戦などで不安定な経緯があり、十分な練習環境にない。市は国際協力機構(JICA)から依頼を受け、一九年七月に同国オリンピック委員会と協定を結び、同十一月から選手団を受け入れている。五輪などの延期が決まった後も市内でトレーニングを続けている。

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