「俺の視野から消えて」 相模原市の前議長が市職員に「パワハラ」と市が認定、本人は否定

2021年3月2日 16時11分
相模原市議会の石川将誠前議長

相模原市議会の石川将誠前議長

 相模原市議会の石川将誠前議長(44)、自民党相模原市議団、四期目=が市職員に威圧的な言動を繰り返していたとして、市が「パワハラ行為があった」とする報告をまとめていたことが、関係者への取材で分かった。石川氏は一日、取材に「パワハラの認識はなかった」と話しているが、自民党県連は近く石川氏の処分を決めるという。
 関係者によると、市は、石川氏が議長だった二〇一九年五月~二〇年十二月、議会局の特定の職員に「気分が悪いから消えてほしい」「死んでほしい」などの暴言を吐き、議長室に出入りを禁じたり、無料通信アプリ「LINE」で「俺の視野から消えてください」「邪魔です」などのメッセージを送っていたりしたと認定した。体調不良で休んでいる職員がいるという。
 昨年十二月上旬、市議会に石川氏の行為を問題視する情報が寄せられ、議会側が市総務局へ調査を依頼。総務局は今年一~二月、石川氏を含む関係者三十人以上に聞き取りなどし、二月下旬に議会側に調査結果を報告した。調査結果の公表について議会局は「今後の市議会各派代表者会議で取り扱いを決める」とした。
 石川氏は取材に「暴言を発したことはなく、(LINEで)暴言的なメッセージを送った記憶もない」と話した。所属する自民党市議団には「一身上の都合」を理由に離団届を提出し、受理された。須田毅団長は「非常に遺憾で、皆さまにおわび申し上げる」と述べた。(曽田晋太郎)

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