【独自】駅員も「つい…」無断借用 東武鉄道、34駅ポスターに外部の車両写真

2021年3月3日 06時00分
 池袋駅など東武東上線の34駅に張られたポスターに、インターネット上から無断借用した画像が使われていたことが分かった。東武鉄道は「確認が足りなかった。知的財産権の理解を深めるよう徹底する」とし、サイト管理者と和解交渉をしている。

東武鉄道のポスターに無断借用された特急「スペーシア」の画像=サイト管理者提供

無断借用された「SL大樹」の画像=サイト管理者提供

 同社によると、東武鬼怒川線を走る「SL大樹」や、同社発行のクーポン券などのPRのため、駅員が数種類のポスターをパソコンでデザイン。その際、同社の列車を真横から写した画像を、埼玉県春日部市の男性(38)が管理する鉄道写真サイトで見つけ、計8点を無断で使ったという。
 ポスターは昨年8月上旬から駅ホームなどに張られた。作製枚数は不明。昨年10月29日に管理者の男性から「無断借用ではないか」と指摘され、同30日にすべて撤去された。
 男性によると、無断借用された画像は、走行中の車両を真横から撮影した動画を切り張りしたもので、1編成分の編集に3時間以上費やすという力作。男性は「なぜこのようなことになったのか、きちんと説明してほしい」と求めている。
 同社は「当初は駅員が撮影した写真を使う予定だったが、外部サイトにいい画像があり、つい使ってしまったようだ」としている。(梅野光春)

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