東急東横線 渋谷ー武蔵小杉間、午後0時20分に運転再開 自由が丘で工事現場の足場崩れ【動画あり】
2021年3月3日 08時32分
2日午後10時20分ごろ、東京都目黒区自由が丘の東急東横線自由が丘―都立大学間で、付近のビル建設現場の足場が崩れて電線に倒れかかり停電が発生、渋谷―武蔵小杉間が運転見合わせとなった。東急電鉄が復旧作業を進めている。東京消防庁によると、けが人は確認されていない。
東急電鉄によると、停電の影響で、中目黒―祐天寺間で電車が止まり、乗客を降車させて祐天寺駅まで誘導した。警視庁によると、崩れた足場は縦約15メートル、横約25メートル。強風が原因とみられ、工事関係者に事情を聴くなどして詳しく調べる。
建設現場の隣のビルにいた50代の男性は「発生直後、電線から火花が散って火事かと思った」と驚いた様子で話した。(共同)
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東急電鉄によると、2日午後10時半ごろから渋谷―武蔵小杉間で運転見合わせが続いていたが、3日午後0時20分ごろ、運転を再開した。 ダイヤが乱れており、振替輸送を実施している。
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東急電鉄によると、3日午前10時現在、撤去作業が続いており、渋谷-武蔵小杉駅間での運転再開は昼過ぎになる見通し。副都心線内ー渋谷駅間、武蔵小杉駅ー元町・中華街駅間で折返し運転を実施している。振替輸送を実施しているので、迂回乗車をお願いするとしている。
また、武蔵小杉駅ー元町・中華街駅間の折返し運転については、通常の5~6割程度の運転本数で、全て短い8両編成の各駅停車での運転をしている。東横線および振替路線は、大幅な混雑が予想されるとして、時間に余裕をもってご乗車ください、と呼び掛けている。
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