都、聖火リレーに追加ルート トキワ荘ミュージアムなど

2021年3月3日 06時38分
 東京五輪の聖火リレーについて、都は二日、高尾山山頂やスカイツリー展望台、奥多摩湖などを走行する計十二区間の都内追加ルートを発表した。すでに公表されているルートに組み込まれる。カヌーや自転車のほか、泳ぎで聖火をつなぐコースも加えられた。
 追加されるのは、地域の歴史的・文化的な魅力を発信できる場所として選ばれた十二区間で、地上百五十五メートルの展望台・東京スカイツリーテラス(墨田区)、トキワ荘マンガミュージアム(豊島区)、柴又帝釈天参道(葛飾区)など。稲城市では多摩川サイクリングロードを自転車で、青梅市では御岳渓谷をカヌーで、台東区では隅田川を日本泳法で聖火を運ぶ。
 昨年三月の時点で調整が進められていたが、新型コロナの感染拡大に伴う大会延期で、発表が先送りされていた。
 コロナ対策のため、都内リレーの出発地は、人が自由に出入りできる駒沢オリンピック公園中央広場から、同公園総合運動場陸上競技場に変更された。同競技場や、各日のリレー後に開かれるセレモニーの会場への入場は、事前予約制。
 都内の聖火リレーは全長約二百五十キロ。七月九日〜二十三日、島しょ部を含む都内全六十二区市町村を回る。ただコロナの感染が収束しておらず、大会開催には疑問の声も上がっている。
 都は、追加ルートの魅力をPRしつつ「リレー(の成功)が大会につながっていく」と強調。一方、観覧は沿道が密集になればリレーが中止になる可能性もあるとして、ネットのライブ中継などでの視聴を呼び掛ける。 (岡本太)

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